足のむくみと貧血

足のむくみと貧血にはどんな関係があるのでしょうか?

女性が注意したのは貧血による足のむくみです。貧血を病気として意識していない人も多いかも知れませんが、血液に含まれる酸素が減少することで体内の組織が酸素欠乏状態に陥ってしまっているれっきとした病気です。放置しておくと慢性化し、足のむくみはもちろん、倦怠感などさまざまな問題が生じます。

圧倒的に多いのが鉄分の不足による鉄欠乏性貧血

貧血には原因や症状によっていくつかの種類に分けられます。その中でも圧倒的に多いのが鉄欠乏性貧血。つまり鉄分が不足したことで生じる貧血です。鉄分が不足すると血液中の赤血球が漏れ出してしまい、不足した状態に陥ります。成人女性の5〜10パーセント程度がこの鉄欠乏性貧血にかかっているといわれ、さらに20〜50パーセントもの女性が予備軍とも言われています。この数字を見てもすべての女性に発症するリスクがある病気といってよいでしょう。

 

鉄分はもともと体内で生成することができないほか、吸収性が悪いため食事での摂取でも思うように補えないといった問題点を抱えています。しかも女性の場合は月経による出血で鉄分を失いやすい環境にあるほか、妊娠中には胎児の分の鉄分も必要になるためどうしても不足しやすい環境にあるのです。

 

貧血が進むと足だけでなく全身にむくみが生じるようになります。さらに進行すると動悸やめまい、さらには爪が反り返った「さじ状爪」と呼ばれる状態になります。

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症状が進むとむくみが全身に及んだり動悸やめまいが現れる

対策としてはやはり鉄分の補充。すでに触れたように鉄分は吸収率が悪いため、食事での摂取では貧血の対策としては十分ではないことが多く、錠剤やサプリメントなどで補うことが必要です。また慢性化させないためにも日常的に鉄分を効果的に補える環境を整えることも大事。食事の際にはカフェインと一緒に摂取しないよう気をつけること。カフェインとの摂取はただでさえ低い吸収率をさらに下げてしまうからです。症状が重い場合には医療機関で点滴などの治療を受ける必要も出てきます。

 

自分でも貧血気味なのを自覚しながらついつい放置してしまっている人も多いはずです。そんな人は根本的な対策からはじめてみてはいかがでしょうか。