足のむくみとアルブミン

アルブミンと足のむくみにはどんな関係がある?

足のむくみにはさまざまな要因が潜んでいますが、そんな中で近年注目を集めているのがアルブミンという物質です。この物質が不足することが足のむくみの原因となることがわかってきているのです。

アルブミンが不足すると血管内の水分量の調節の障害となる

このアルブミンとはたんぱく質の一種、血液中に多く含まれています。血液の中でにアミノ酸などの栄養を全身に運搬するのをサポートするほか、血管内の浸透圧を調節する働きもあります。アルブミンが不足してしまうと浸透圧の維持が難しくなる、つまり血管内の水分量の調節がうまくできなくなってしまうのです。その結果血管内に水分をうまく取り込むことが出来なくなり、体に余分な水分が溜まりやすくなるのです。血行不良は足のむくみの大きな要因ですが、それも血流が滞ることで余分な水分の回収がうまくできなくなってしまうから。下半身はただでさえ血行不良を起こしやすいうえにアルブミンの不足によってますますむくみやすい状態が進んでしまうわけです。

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肝臓の異常がアルブミン不足の原因に

このアルブミンは体内で合成される物質です。食べ物に含まれるたんぱく質を材料に肝臓で作られます。そのためきちんとした食生活を送っていれば不足することはほとんどありません。ではどうして不足によって足のむくみが生じるのでしょうか?その原因として考えられるのが肝臓の異常。また、肝臓で作られたアルブミンはその後腎臓でろ過されるため、腎臓に異常が生じることで不足している可能性があります。肝臓も腎臓も異常が生じた際の自覚症状に乏しい器官です。知らず知らずのうちに異常が進行しているシグナルとしてアルブミンの減少、さらに足のむくみといった症状が現れている可能性があるわけです。

 

とくに肝臓は異常に気づきにくいほか、障害によって足だけでなく全身にむくみが見られるようになります。悪化すると治療が困難になるだけに早い段階での検査・治療が重要になります。アルブミンはこうした肝臓・腎臓の異常の発見とも深く関わっているのです。足のむくみとの関係も含めて頭に入れておきたいところです。